いらなくなったくすりって売っていいの?

今はメルカリやラクマのようなフリマアプリを使う人が増えたことで、家庭でいらなくなったものを手軽に売ることができるようになりました。

風邪の時に薬局でもらったくすりの残りや、ドラッグストアで買ったけど使わなくなったくすりを、ネットやアプリで売っても大丈夫なのでしょうか。

くすりを売るのはNG!?

結論から言うと、普通の人がくすりを販売するのはNGです!ネットだからダメとかではなく、「くすりを売る」という行為自体がNGです。

では、なぜダメなのか詳しく解説していきます。

くすりの流通は厳格に規制されている!

くすりは「医薬品医療機器等法」という法律でとても厳しく規制されています。聞きなじみがないかもしれませんが、昔は「薬事法」という名前の法律でした。

この法律では、くすりが工場で作られてから薬局やドラッグストアに並べられるまで、仲介する人すべてが許可を取らなければならないとなっています。くすりは病気の人が飲んだり使ったりするものなので、衛生管理や安全管理のためにこのような規制がなされています。

皆さんが薬局で買うくすりは、工場で製造されてから皆さんの手に渡るまで、行政が許可した人しか販売できないということなので、とても安心ですね!

さらに言うと…

さらに言うと、くすりには病院でもらった処方箋でしかもらえないようなものもあります。それを処方箋を持っていない人に売るのはダメだということも、感覚的にわかっていただけるかなと思います。

まとめ

くすりの販売には許可が必要なので、家にくすりが余っているからと言って、ネットやアプリでくすりを売ってはいけないということがわかっていただけたかと思います。

もしかしたら「許可をとればいいんじゃ!?」となった方もいるかもしれませんが、医薬品関係の許可を取るには薬剤師のような資格を持った方が必要だったりするので、普通の一個人がとるにはハードルが高いのかなと思います。

くすりは規則を守って正しく使っていきましょう!

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