スギ花粉の舌下免疫療法を実際に受けてみることにした体験記。
医療機関探し
まずはクリニック選びです。舌下免疫療法はどこの医療機関でも受けられるわけではなく、医師がeラーニングを受講する等して、メーカーによる登録を受けている必要があります。
私はネットで「スギ 舌下免疫療法 ○○(最寄り駅の名前)」のように検索してクリニックを探しましたが、メーカーである鳥居薬品さんのサイトに対応している医療機関を探せるサービスがありましたので、興味がある方はこのサイトを使用してみてもいいかもしれませんね。
お医者さんに相談しよう|舌の下(したのした)で行う鳥居薬品の舌下免疫療法専門サイト(鳥居薬品株式会社 アレルゲン免疫療法ナビ)
初診
クリニックに行くと、まずは医師による問診。「舌下免疫療法をやりたいんです!」とお伝えしたところ、「シダキュアという薬を使います。」と言いながら下のリーフレットを手渡され、これに沿って舌下免疫療法のメリット・デメリットを説明いただきました。

詳しくは鳥居薬品さんのアレルゲン免疫療法ナビ(舌の下(したのした)で行う鳥居薬品の舌下免疫療法専門サイト)を確認いただければよいのかなと思いますが、ざっくりとしたメリットは「花粉症の症状が改善できる、またそのことによりQOLが上がる」、デメリットは「3~5年という長い間毎日薬を飲み続けなければならない、薬を飲むので当然副作用が出る可能性がある」というものでした。
私はこの説明を聞いた上で、治療を受けることを選択しました。
血液検査
ここまで私はスギ花粉症という前提でお話をしてきており、医師に花粉症という診断を受けたこともありますが、実はアレルギー検査をやったことがなく、診断も「状況的に」という、いわば状況証拠で診断を受けるにとどまっていました。
今回の主治医の先生にも「アレルギー検査をやったことありますか?」と聞かれ、「ない」とお答えしたところ、まずは血液検査からということになりました。アレルギー検査は0~6の指標で結果が出るのですが、舌下免疫療法ができるのは2以上の方のみとのこと。
まあ間違いなく花粉症だろうと思いつつも、実際に数値化されるとなると「もし2なかったらどうしよう…。」という気持ちになるのが人間です。
採血され、また1週間後に結果確認のため受診することになりました。治療が始まらなかった場合、この体験記はそこで終了となりますが、続けられるよう期待を込めつつ、採血の結果は次回お伝えできればと思います!