私はスギの花粉症。ドラッグストアで売っている薬(OTC)では全く症状が抑えられないので、スギ花粉のシーズンは毎年医療機関を受診して、眠くなる代わりによく効く薬を処方してもらっていました。
よく効く薬といっても限度があり、毎年花粉症のシーズンは鼻をかみすぎて毎日鼻血が出る…。そのような生活に嫌気がさし、今年こそは舌下免疫療法を始めるぞと心に決めていました。
舌下免疫療法ってなに?
舌下免疫療法とは、微量のスギ花粉成分が入った薬を1日1回365日、数年間飲み続けることによって花粉に対するアレルギー症状を緩和していくという治療法です。
このスギ花粉成分が入った薬は現在2種類あり、1つは液体、1つは錠剤で、どちらも舌下投与(舌の下にたらす、置く)のため舌下免疫療法と呼ばれています。
アレルゲンを体に入れるということで重大な副作用が発生する可能性はありますし、長い間毎日薬を飲まなければならず、長い間続けたところで人によっては治療効果が得られなかったりと、デメリットはそれなりにある印象です。
一方、治療がうまくいって症状がとても軽くなったと喜んでいる友人もいたので、一度舌下免疫療法を試してみようかなと思いました。
舌下免疫療法を始められる時期は?
さて、この舌下免疫療法は1年のいつでも始められるというわけではなく、スギ花粉の飛散時期以外のシーズンにスタートしなければなりません。医療機関にもよりますが、6月から11月くらいに開始するところが多いようでした。
私も、舌下免疫療法を始めようと思ったのは今年の2月頃でしたが、6月を待って医療機関を予約しました。
また、年齢としては5歳以上が対象になります。
今後私は治療を進めていく予定で、体験記も投稿していきたいと思っています。花粉症のつらさが緩和されれば間違いなくQOLが上がるので、もし皆さんも興味がありましたら一度医療機関に相談してみてはいかがでしょうか。